科目1.「プラント安全管理」の教科(コマ)概要

 コマ1.プラント工事安全法規(1)建設業法関係



1.建設業法
2.労働安全衛生法
3.統括管理
4.労災保険法
 本コマでは、プラント工事を実施するに当たって重要な安全法規である建設業法、労働安全衛生法(事業者責任、統括管理)、労災保険法等の教育を目的とし、特に建設現場での責任者の意識付けを行う。到達目標としては、プラント工事に係る安全法規とその事項に精通し、説明できるレベルとする。
 コマ2.プラント工事安全法規(2)保安法関係



1.コンプライアンスの厳守
2.保安四法
3.失敗事例の紹介
 本コマでは、生産現場に設置される各種設備が、どの保安法規に該当するか、またその場合の対応について理解し、プラント設備の保安と現場作業の安全確保を図り、効果的かつ法令に基づいた業務運用を身につける。実効ある設備管理を行う為には、法規上の規制をしっかり把握し実行することが重要であるが、そのために、特に保安四法を学び、工事管理面において抜けの無いコンプライアンス対策を行い、企業の社会的責任を果たすべく、その手法を修得する。
 コマ3.設備保安



1.安全の重要性について
2.項目別の具体内容
3.災害・失敗事例の紹介
4.監督者としての部下指導のポイント
 本コマでは、まず化学工場の危険性、安全確保の重要性につて理解を深め、化学工場の設備管理を担当する立場から、現場作業の安全確保対策を個別作業毎に学び、知識の拡充を図る。
 一方、監督者の立場から、現場作業に携わる作業員の部下指導・監督・安全活動教育に精通することで、部下指導能力の向上を図り、実効ある設備管理を行う基礎となる安全対策手法を学ぶ。
 コマ4.環境問題



1.環境について
2.
環境問題への取り組み
3
.環境関連法
4
.ISO14001環境マネージメントシ
  ステム規格
5.企業の社会的責任(CSR)
6.騒音・振動及び廃棄物
 環境とひとことで言っても環境にまつわる事項は、地球温暖化、資源の有効利用、環境保全等、多種多様である。本コマでは、環境に関係する基礎的事項(環境基本法、ISO14001CSR等)を学び、環境負荷の低減や環境事故ゼロへの取り組みを理解することを目的とする。
 コマ5.化学品取扱いと安全



1.化学物質の法規制(全体)
2.化学物質の法規制(個別)
3.表示・文書交付(労働安全衛生法関係)
4.トラブル事例
5.まとめ
 化学プラントの現場作業では、多種多様な化学物質を取り扱っている。本コマでは、メンテナンス作業において、化学物質を安全に取り扱うために、関係する法規制の概要や身近なトラブル事例を学ぶことにより、トラブル(ここでは特に人の災害)のない安全で衛生的な作業環境確保の基礎を身につける。
 コマ6.労働衛生管理



1.労働衛生管理の必要性
2.健康管理
3.作業環境管理
4.作業管理
5.まとめ
 生(生命・生活)を衛(守る)のが衛生。仕事が原因で健康を損なうことのないように、心身共に健康で能力をフルに発揮して働けるようにするのが労働衛生管理である。本コマでは、そのために必要な健康管理(健康診断、適正配置、高年齢労働者対策、メンタルヘルス、過重労働、健康づくり)、作業環境管理(作業環境測定、測定結果の評価、作業環境改善)、作業管理(負荷の軽減、機械・工具の選定と調整、作業手順の設定、保護具の使用)等について、具体的な実施内容を学ぶ。
 コマ7.安全体感



1.各種保護具の理解・着装
2.危険の擬似体験
 本コマでは、危険の擬似体験による安全意識の重要性の体得を目的とする。保護具の機能を理解するとともに、模擬施設を使った擬似体験により、現実的で効果的な知識の拡充・体系化を図る。到達目標としては、保護具概要の理解、確実な着装、危険の擬似体験、安全意識の重要性の理解、安全についての効果的な知識拡充・体系化を行い、これらを説明できるレベルとする。

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